勝利くんの演技仕事が見たい話
突然ですが、わたしは佐藤勝利くんの演技がとても好きです。
勝利くんの演技って、舞台あがり(って表現でいいのかな?笑)とは思えない自然さがあって、かと思うと大げさなコメディタッチも演出することができて、とても柔軟だなあと思います。
舞台で学んだことを生かしつつ、それをそのままテレビ用にトレースせずに、また一からやり直した部分もあるんだろうな〜カーッ!好きだ!
小学生のころから「ガラスの仮面」を読んでいるので、鬼才・北島マヤが舞台からテレビドラマに進出した際の戸惑いを思い出し、「勝利くん…」となります。
そんな思いから、新しい本や漫画に出会うたびに「このキャラを勝利くんに演じてほしい」と考えながら読むようになりました。
これでも前世(?)は二次ヲタの端くれ、作品をそういうふうに消費するのはあまりいいことじゃないと思うのですが、どうも新刊を追いかけてるシリーズ物以外に新しい本に挑戦しようとすると、その制約から逃れられないのです。
「恋は雨上がりのように」の主演が小松菜奈ちゃんになった要因のひとつに、ネットで似てると話題になったということがあると聞いてから、余計そんな感じのことを考えるようになりました。
似てるものを探して発信すれば万が一そんなこともあるんじゃね?みたいな…ちなみにわたしはあの役中条あやみちゃんがいいな〜と思ってたので小松菜奈ちゃんはびっくりでした。死ぬほどぴったりで最高の映画だったけど!恋雨!
Twitterでも勝利担の方がよく「〇〇の実写化を勝利くんで!」と呟かれているのを目にします。例えばこれ。
CLAMPの「X」。
勝利くんですわ~
最近Xを既刊分まで読み返したので、今すごく勝利担の方と「封真はどの俳優にするか」について語り明かしたいです。
ちなみに「ふうま」と読み、Xの画像でだいたいこの勝利くん似の男の子に手を出してる(?)キャラクターです。
勝利担なら読んで損はない(というか全人類に読んでほしい)んですが、現在18巻で連載がストップしてて再開の兆しがあんまりない(しかも18巻もそんなにクライマックスって感じじゃない)ので、そこらへんのもだもだを許せる方はぜひ…
他にもいろいろありますよね、桜蘭高校ホスト部のハルヒとか…彼女は”彼女”ですけど…
で、わたしなりにそんな不純な動機で数年間読書をしてきて、積もりに積もった「このキャラはぜひ佐藤勝利くんで見たい;;;;」作品を記録しようかなと思い、ぱちぱち打っている次第です。
ちょうど読書の秋ですし、もし何か読む本を探している方の目に留まったら、とても嬉しいなと思います。
ちなみにもともとミステリ好きなのでよく人が死ぬ小説がありますがご了承ください。
また、BL系のレーベルからは選出はありませんがソッチっぽい雰囲気の作品もありますので苦手な方はお気を付けください。美少年キャラの宿命ですね。
あらすじはこんな感じ↓
舞台はスラム化した近未来の東京。そこでバラバラ死体が発見されます。その手口は以前、残虐な殺しを何件も続け逮捕され、処刑されたシリアルキラーと同じでした。
その上死体には、自分を逮捕した刑事宛てに「次はお前だ」と、署名入りの挑戦状まで残されていたので、刑事は再び捜査に携わります。シリアルキラーは確かに処刑されたはずなのに……。捜査していくうちに第二の殺人が起こります。シリアルキラーが生きていて犯罪を続けているのでしょうか、それとも模倣犯なのでしょうか。
出典:我孫子武丸のおすすめ小説6選!『殺戮にいたる病』だけじゃない! | ホンシェルジュ https://honcierge.jp/articles/shelf_story/2636
いきなり絶版本で申し訳ありません。(バカ野郎)
これはもう美少年界(?)では有名な作品らしいのですが、主人公の刑事と共に行動する「シンバ」というキャラクターがもう探し求めてた"佐藤勝利に演じてほしいキャラ"そのものなんです…!
身寄りがなく男娼として金を稼ぎながら、自分のことを「シンバ(ライオン)」だといって誰にも屈しない強い心・時折見せる年相応の幼い一面(おいしいもの食べると機嫌が直る・犬を飼いたがる等)・おまけに赤髪の美少年。
オタクが考えたとしかいいようのないキャラ設定…
作者は「かまいたちの夜」で有名な我孫子武丸大先生です。天才ってテンプレ知らなくても天然で萌えキャラ生み出せるんですね〜
シンバを勝利くんがやったらこうなるだろうなぁというイメージ図がちょうど最近d誌によって更新されたので貼ります。ありがとう…
あくまで主人公はくたびれたおっさん刑事(っていう感じだけど確実にモテる)なのであしからず。
ちなみにわたしは読んでる間ハセヒロで考えてました。ハセヒロかっこいー!
2.キネマ探偵シリーズ(メディアファクトリー・斜線堂有紀/著)
キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 斜線堂有紀
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: 文庫
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キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 斜線堂有紀
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/23
- メディア: 文庫
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「休学中の秀才・嗄井戸高久(かれいどたかひさ)を大学に連れ戻せ」。
留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎(なおさき)は、教授から救済措置として提示された難題に挑んでいた。しかし、カフェと劇場と居酒屋の聖地・下北沢の自宅にひきこもり、映画鑑賞に没頭する彼の前に為すすべもなく……。そんななか起こった映画館『パラダイス座』をめぐる火事騒動と、完璧なアリバイを持つ容疑者……。ところが、嗄井戸は家から一歩たりとも出ることなく、圧倒的な映画知識でそれを崩してみせ――。
出典:キネマ探偵カレイドミステリー | メディアワークス文庫公式サイト http://mwbunko.com/978-4-04-892704-8/
つい最近最終巻が発売され大団円で終わったシリーズもののミステリです。メディアワークス文庫賞を受賞されている実力派。
主人公・奈緒崎くんのお友達として作中のホームズを担うのが「嗄井戸くん」。もちろん超ド級の美少年。ある事件による精神的ショックのせいで白髪になってしまうという悲しい美しさです。
なんといってもこの作品、嗄井戸くんが映画おたくということもあり、ちょっと映画好き〜くらいじゃ太刀打ちできないほど映画知識の量がすごい!しかも数々の事件はすべて映画作品になぞらえてあるという手の込みよう。
わたしは読書中に「これがもし誰か偉いプロデューサーの目に留まって金曜ナイトドラマとかでドラマ化することになったりしたら確実に佐藤勝利くん使ってほしいし、毎週あのビクロズでの伝説コイン回ばりのおたく丸出しトークで映画の解説をする勝利くんを見れたら興奮して死んでしまうし、撮影中は映画の知識をたくさん知られて勝利くんもきっと楽しいに違いない」って思っていました。
そしてまた嗄井戸くんがかわいいんですよね。
映画の解説を聞かずに寝たらすねるし、冷蔵庫のおやつを勝手に食べたら怒るし、ツンデレなのに奈緒崎くんと友達だっていう点にはけっこう素直だし…優勝のときの勝利くんかよ…
嗄井戸くんの萌えキャラ具合はさることながら、主人公の奈緒崎くんも負けず劣らず結構ぶっとんだキャラで魅力的です。凡人の皮をかぶった化け物です。
でも嗄井戸くんには必要な人なんですよね…読んでいただければわかります…(顔を出すおたく心)
わたしのお気に入りはふたりの友人として色々協力してくれる不思議で美人な女子高生なんですが、とりあえず漫画みたいに各キャラクターがはっきりしているので、あまり読書されない方でもとても読みやすいと思います!
これは余談ですが、主人公が嗄井戸くんの綺麗さについて語るところが多々あってわかりみが深いです。
今昔問わず作家が生み出す「美人」の描写ってなぜこんなに心に留めておきたくなるんでしょうか…勝利担だからかな…
脳内配役は
嗄井戸くん:佐藤勝利
女子高生:玉城ティナ
です。
読んでいただいたら主人公が竹内涼真なのわかってもらえると思う、わたしは彼のことを爽やか太陽だなんて思いません!彼はサイコパス俳優!
3.死香探偵(中公社・喜多喜久/著)
大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズ著者の最新作!
「さて、現場の謎を嗅ぎ解こうじゃないか!」
特殊清掃員として働く桜庭潤平は、死者の放つ香りを他の匂いに変換する特殊体質になり困っていた。そんな時に出会ったのは、颯爽と白衣を翻し現場に現れたイケメン准教授・風間由人。分析フェチの彼に体質を見抜かれ、強引に助手にスカウトされた潤平は、未解決の殺人現場に連れ出されることになり!?
分析フェチのイケメン准教授×死の香りをかぎ分ける青年の、新たな化学ミステリ開幕!
出典:死香探偵 尊き死たちは気高く香る (中公文庫) 喜多喜久 https://www.amazon.co.jp/dp/B07B3V1DKR/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_TMr9BbEV8WZ7Q
最近流行りの事故物件に興味があった時期に何となく購入して結構ハマったものです。
主人公潤平くんの職業である「特殊清掃員」とは、つまり人が死んだりした部屋のお掃除人です。ウヘェ。
彼は嗅覚が非常に優れていて、なかでも人が死んだ時の匂いをかぎ分けることができる特技を持っています。特技っていうのかこれ。
その力をある大学教授さんに買われて一緒に研究を進めながら事件を解決していくって感じです。
イメージとしてはちょっとひねくれた斉藤博史くんと柔らかい椿眞子さま、みたいな。
この大学教授がまたいいキャラでぜひ高良健吾さんあたりに実写化してほしいんですよね…!高良くんと勝利くんに並ばれたら美しすぎてほんとに死んでしまうかもしれません。
続編も決定しているそうなので読むなら今だと思います!
4.「遺跡発掘者は笑わない」シリーズ(KADOKAWA・桑原水菜/著)
「鬼の手」を持つ天才発掘師・西原無量の事件ファイル!
永倉萌絵が転職した亀石発掘派遣事務所には、ひとりの天才がいた。西原無量、21歳。右手に宿る“鬼の手”の力に依るものか、驚異的な頻度で国宝級の重要遺物を掘り当てる、若き発掘師だ。大学の調査発掘チームに請われ、萌絵を伴い奈良の上奏古墳へ赴いた無量は、碧玉“蓬莱の海翡翠”を発見。これを機に幼なじみの文化庁職員・相良忍とも再会する。ところが時を同じくして、現場責任者だった三村教授が何者かに殺害され……。
出典:「遺跡発掘師は笑わない」シリーズ|角川文庫 | KADOKAWA http://shoten.kadokawa.co.jp/bunko/character-novels/series/iseki.php
amazonで一巻のページが出なかったのでKADOKAWAから。ちなみにわたしが衝撃を受けた一巻の表紙はこれです。
いや勝利くんか?
これコミカライズもされてるし新刊が出ると店頭に目立って置かれてるので結構有名なんじゃないでしょうか?
ご存じない方のためにご説明しますと主人公の西原無量くんはほぼ佐藤勝利くんです。
無量くんはまだ20代なのに良くも悪くも界隈では有名な遺跡発掘師。マネージャーのような立ち位置のヒロインと一緒に、発掘調査中に現場で起こる事件を解決していくという話です。
ミステリなのかな…?
遺跡の話だけあって舞台設定がとても面白いです。もちろん謎解きも!そしてキャラ設定も…この小説全部完璧なんですよ…
勝利くんリア恋勢が一度は想像したナマイキな男の子・ツンデレ・ぶっきらぼうな優しさ等をすべて兼ね備え、おまけに3歳年上の優しい幼馴染と同居しているという完璧ぶり。
これがその幼馴染。
いや完璧か?
さっき貼ったように表紙のイラストでも勝利くんにしか見えないレベルなので、もし実写化が決まって勝利くんが原作本をお母様に持っていったら(加速する妄想)、またもや「これは勝利なの?」という名言が生まれてしまいます…佐藤家かわいいなくそ…
なんといってもちょっと過保護なくらい無量くんを大事にしてくれる幼馴染のイケメンが最高なんですが、俳優を当てはめるなら誰だろう…という難問を背負って早2年くらい経つので、どなたか読まれてる方がいたら一緒に考えてください。中川大志かな…?
5.学園ベビーシッターズ(白泉社・時計野はり/著)
鹿島竜一、虎太郎兄弟は両親を飛行機事故で亡くした。2人を引き取ったのは同じ事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園・理事長。竜一が成人するまでの間面倒を見てもらう代わりにベビーシッターをすることになる。働く女性教員のために作られた保育ルームだったが人手が足りず、竜一はそれを補うために作られたベビーシッター部の部員第一号となる。
出典:学園ベビーシッターズ
なんか知らん間にこないだアニメ化されていました。
正直これ自体にそんな思い入れはないというか、面白いんですけど、何巻も買い続けるほど続きの気になる感じじゃないというか、5巻くらいまであればいいかなっていうタイプの漫画ではあります。でもこれ、絶対ドラマ映えするんですよね~。
イケメンや美少女はともかく、こどもと赤ちゃんって絶対二次元より本物の方がかわいいんですよね…
勝利くん確実に赤ちゃんとかこどもとか好きなんでしょうけど、たぶん慣れてないからちょっと遠慮してるところがあると思うんですよ、ぎゅっとメイキング見るにつけ。
そういう小さいものに対する戸惑いが晴れて、勝利くんがかわいいこどもとむちゃくちゃうりうりできるようになるくらい仲良くなるためには、ドラマ1クール必要なんじゃないか?という下心で学ベビ読んでました。
でも何度読んでも竜ちゃん(主人公)の天使具合には涙が出るので、どうせいつか流行りの雰囲気イケメンタレントでさらっと実写化されてしまうくらいなら、天使部門3次元代表の勝利くんが演じるべきだと超つよく思います…
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志は、祖母レイコの遺産「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒のニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。
妖と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、想いを共有できる友人たちにも助けられながら、大切な日々を守るすべを見つけていこうとする。
出典:アニメ 夏目友人帳 公式サイト
これはもう完全なる趣味です。単に
夏目友人帳大好き!+勝利くん大好き!= 夏目を演じる勝利くんが見たい!
という欲望に忠実な方程式が導き出した答えです。
儚げな美人で、女の子に間違われるくらい線が細くてひょろっとしてて、でも芯はまっすぐで、他人に対して行き過ぎなくらい優しい夏目くん。
ぴったりか………………
関係ないですが原作の夏目の方がアニメより男らしくて好きです。
これ実写化するとなるとにゃんこ先生というとてつもない難題が浮上するのでまあきっと実写化されることはないと思いますが、そしてわたし自身夏目の大ファンで脚本とか演出とかもろもろこだわりがあるのでできれば実写は勘弁してほしいんですが、もし万が一億が一決まっちゃったりしたら、世界一綺麗な日本人に演じてほしいんですよね。勝利くんのことですけど。
ちなみにわたしのいちおし!夏目の親友!田沼要くんは清水尋也くんでお願いします!
うんうん。よいよい
ハルチカの舞台挨拶で仲良しだったふたりを見てからずっと再共演を待ちわびてるので、ほんと、誰かに先に実写化されるくらいなら、今すぐにでも権力を手にして、国をあげて夏目友人帳の実写連ドラを作りたいです。NHKで。
7.錦田警部はどろぼうがお好き (小学館・かんばまゆこ/著)
新装版 錦田警部はどろぼうがお好き (1) (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: かんばまゆこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: コミック
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新装版 錦田警部はどろぼうがお好き (2) (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: かんばまゆこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: コミック
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新装版 錦田警部はどろぼうがお好き (3) (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: かんばまゆこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/18
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ツイッターで検索したらこれに出てくるアンリくんっていう新米刑事が勝利くん!っていう意見が多数見られたため選出です。
ちなみにいつかこれは33分探偵の枠でドラマになります。勝利くん主演で。そういう系の漫画です(なんだそれ)
これ、ネットでいきなり爆発的に話題になって、ちょうど連載が終わり刊行されてる巻も絶版状態だったこともあってまるで数字を大事にするジャニヲタのようにおたくたちが電子書籍を買い店頭で買い小学館の公式通販から残りの在庫を買いまくって需要を見せつけ、SNSでは数々の神絵師(神がかって絵がうまくフォロワーの多いおたく)がダイマイラストをこぞってUP、最終的に今年の「この漫画がすごい!」で3位に入りこれまでのお話と単行本未収録のお話を追加して新装版3巻の発売が決まるという感動の大フィナーレを迎えた神作品です。
ドラマがすごい。
わたしも電子書籍を買い単行本を買い投票に熱を注いだひとりだったので発表されたときは狂喜乱舞でした。おめでとうございます。
話の内容というとタイトル通り錦田警部が大好きな大好きな怪盗ジャックを捕まえたいけど捕まえられない…が永遠に続くんですが、この、なんですかね…癖になるギャグというか…勢い…?
銀魂とかギャグマンガ日和とか読んでるとたまに感じる「いやくどいくどい」的な感情がこれは一切わいてこないんですよね…
テンポかな〜 あとは錦田警部がかわいいからかな…
とりあえず「あ~~たしかに佐藤勝利くんに深夜でドラマ化してほしいわ」って思ってもらえるようなシーン貼っときます。
ご褒美です…
いやわたしひきこもり大好きか。
とりあえずアマゾンとあらすじを貼ります。
平凡なサラリーマン・坂木司の親友・鳥井真一は家庭環境と学生時代のいじめにより人間不信に陥り、ひきこもりとなっている。そんな彼に少しでも立ち直ってもらうため、坂木は外で起こった日常の様々な出来事を話す。鳥井はその中に含まれた謎をあっさりと解いてみせる。2人はそれを通じて様々な人々と出会い、交流を深めていく。
「和菓子のアン」なんかで有名になられた坂木司さんのデビュー作です。
いわゆる「日常系ミステリ」というジャンルの王道。
わたしがこれを読んだのは高校に上がる少し前くらいの頃だったので、いかに読みやすいかおわかりいただけると思います。
あらすじから、作中のワトソンを担うのは主人公の坂木くん。そしてホームズ役が鳥井くんです。
とりあえずwikiから概要だけ引っ張ってきましたが、これだけでは主役のふたりのマジエモ関係性が伝わらないので、界隈の覇王の力を借りようと思います。
坂木司
本作の語り手。二十代後半の男性。
作者と同名なのは、作者がペンネームに彼の名前を流用した為である。
本人曰く、身長が高いことを除けば、何もかも平均的などこにでもいるサラリーマン。
温厚で笑顔を惜しまず、美談に涙を流し他人の為に奔走する極度のお人よし。
鳥井のことを何よりも優先しており、、彼の為に休みが取りやすく定時に帰れる外資系の保険会社に入社したほど。
毎日のように鳥井のもとを訪れ、週に一度は外出を促し付き添っている。
色々なトラブルや謎の解決を鳥井に持ちかけるのも、鳥井が外出したり他人と交流するきっかけになると目論んでいるからでもある。
鳥井真一
本作の探偵役。坂木と同齢。
中性的な美青年であり、明晰な頭脳と人を惹きつける個性を持っていながら、
他人の視線を極度に恐れ、一人での外出が出来ないひきこもり。
母親に全く愛されなかったことが深いトラウマになっており、父、祖母ともすれ違いから不和だった。
中学時代に長期間受けた暴力的ないじめがトリガーとなり、高校を辛うじて出た後ひきこもる。
現在もひきこもりだが、実家を出て在宅プログラマーとして自活している。
高校時代のある事件を機に、坂木だけに心を許し、手放しで信頼し依存するようになった。
坂木さえ安定し幸福そうにしていれば、自身の状況がどうあれ鳥井も安定する。逆も然り。
坂木が行動原理なので、その頼みをNOと言えず、彼が持ち込む他人のトラブルを嫌々ながら解決する。
出典:ひきこもり探偵 とは【ピクシブ百科事典】https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%82%E3%82%8A%E6%8E%A2%E5%81%B5
はい。ピクシブ百科事典先生でした。
もちろんこの「中性的な美少年」が勝利くんですね。満場一致です。
年齢はふたりともアラサーなのですが、鳥井くんは童顔で学生にしか見えず、そんなところもかわいいキャラクターです。
実はこれだいぶ前にBS朝日でテレビドラマ化されているんですが、単純にキャストのビジュアルがイメージと違っていたので、地上波でキャスト入れ替えてもう一度やってくれないかと昔から思ってたんですよね。
時が経ち勝利くんを好きになって、ふとひきこもり探偵のことを思い出し「オッ勝利くんじゃん!」となったわけです。
というわけで理想のキャストですが、今日俺の影響で絶賛伊藤健太郎くん大好き期間なので(伊藤ちゃんファン)、坂木くんは彼にお願いしたいですね!
素直で優しそうな声、笑うとかわいくて、包容力のあるタッパ…伊藤健太郎くん最高なんです…
あとなんか雰囲気が全体的にウブで非常によいです…
健太郎名義で出ていた「アシガール」というドラマでの役柄が、懐の広い若君様、という優しげな彼にぴったりなキャラクターだったので、
あんな感じで坂木くんを演じて、少しひねくれた鳥井くんを優しく見守ってほしいと思います。
あと、これは関係ない話ですが、健太郎くんって勝利くんのいっこ下なんですよ。全然見えないですが。
そこらへん年上好きの勝利くんがどう接するのかとても楽しみです(まるで決まったかのように言う)
とりあえず以上です!
好きな本を吐き出せて楽しかった…!
今は綾辻先生の「舘」シリーズをちょっとずつ読んでいるんですが(まだ一作目)、ワトソン役の「江南くん」(ほんとは”かわみなみ”ですが、”コナン”と呼ばれてます)が勝利くんっぽいので楽しいです。
そのうち猫とか犬まで勝利くんに見えてきそう…
また本屋さんで美少年の出る本を探して、たまったら吐き出したいなと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました!